看護師国家試験 計算対策 体重減少率

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • 問題をクリック、タップすると答えが表示されます。

正規産(妊娠37週から41週の5週間の間の出産)で正常に生まれた新生児は、出生直後から体重が減少し始め、生後3~5日で出生体重の5%~10%減少します。これを生理的体重減少といい、組織液の喪失や栄養・水分の摂取不良、胎便の排泄などが主な原因となります。10%以上の減少は何か病的な原因も考えられます。

体重減少率の計算式は以下のようになります。

体重減少率(%) = (出生時体重-現在の体重)÷出生時体重×100

体重減少率の例題:
出生体重3,200gの新生児。日齢3の体重は3,100gである。このときの体重減少率を求めなさい。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。(第107回)

体重減少率 = (3200g-3100g)÷3200g×100

=100÷3100×100 = 100×100÷3100 (割り算、掛け算の入れ替え)

=10000÷3200

=3.125

3.1%

練習問題
出生体重3,100gの新生児。日齢3の体重は3,000gである。このときの体重減少率を求めなさい。ただし、小数点以下第2位を四捨五入すること。(第111回)

体重減少率 = (3100g-3000g)÷3100g×100

=100÷3100×100 = 100×100÷3100 (割り算、掛け算の入れ替え)

=10000÷3100

= 3.22 = 3.2%


看護学生のための計算トレーニングドリル

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

専門学校元教員・現講師で、基礎科目や情報処理系を担当。

教員への復職の道が絶たれ、この経験を無駄にしないため学習支援サイトを立ち上げました。

自身の知識を用いて、みなさまの学習をサポートしていきます。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次